不動産会社従業員が内覧中の女性に「強制わいせつ行為」を行い、逮捕
少し前のニュースになりますが、第一報を知った際、「世も末なのかな」という感がしました。
今度は不動産会社の従業員が内覧中の女性に「強制わいせつ行為」を行い、逮捕されました。
FNNプライムオンライン(Yahoo!ニュース)から引用します。
※掲載社の都合により元記事が削除され、リンクが切れることがあります、あらかじめ御了承願います。
※令和3年7月3日追記:元記事が削除され、リンクが切れましたのでリンクを外しました。
※令和5年11月20日追記:引用記事に実名、および営業中の法人名が記載されていたので、この部分を修正しました。
内覧中の女性に“強制わいせつ“ 犯行後も次の物件へ…エイブル社員任意同行の瞬間【福岡発】
6/1(火) 19:01配信マンションの内覧に訪れた女性に対する強制わいせつ事件で、警察は不動産仲介会社Xの社員の男を逮捕した。
~中略~
警察によると、A容疑者は4月15日、福岡市博多区のマンションの一室で、内覧に訪れていた26歳の女性に無理やりわいせつな行為をした疑いが持たれている。どのように事件は起きたのか?
引っ越し先を探すために店を訪れた被害者の26歳の会社員の女性と、担当したA容疑者は初対面だった。2人は福岡市内のマンションを訪れ、女性が入居を希望する部屋に入り、ここで2人きりになった隙をみて、容疑者はわいせつ行為に及んだという。犯行後も被害女性と物件を内覧 LINEの交換要求も
この日、3カ所物件を内覧しているが、A容疑者は2件目で犯行に及んだ後、3件目もそのまま内覧をしている。なぜ、2件目で女性は逃げ出さなかったのか?被害女性は、この時逃げなかった理由を次のように警察に説明している。被害女性:
FNNプライムオンライン(Yahoo!ニュース)
住所や携帯番号など個人情報を渡していたので、途中で逃げ出したりするのは怖かった。
内覧の帰り際には、LINEを交換するよう求められたという。被害女性は、全ての内覧が終わった後に警察に被害届を提出した。
~以下略~
賃貸物件の内見客を装った人物が不動産会社の従業員に強盗や強制猥褻行為を行ったという事件が時々報道されていますが、同業である不動産会社の従業員がこのような卑劣な行為を行うとは情けない限りです。
被害者が受けた恐怖と精神的被害は筆舌に尽くしがたいものであると思います。絶対に許されません。さらに、このような行為は不動産業界全体の信用を大きく失墜させることから、同業者としても怒りを覚えます。
それにしても、お客様に対し、何故「強制わいせつ」という破廉恥極まる行為を行うのか、全く理解できません。このような行為の代償はとても大きいものです。
犯人は、間違いなく解雇されます。氏名が報道されたことから、刑事罰を受けて釈放された後に不動産業に就職しようとしてもどこも採用しないでしょう。
強制わいせつ犯は6か月以上10年以下の懲役刑に処せられますし、傷害を負わせた場合(強制わいせつ致傷)は無期または6年以上の懲役刑に処せられます。さらに、慰謝料および損害賠償請求を請求されることになります。
対応策
見知らぬ男女が密室で一緒になることは危険であることが、改めて印象づけられたと言えます。
今後は、内見の際に男女が二人きりで一緒になることを避けたいという要望が増えると思われます。内見の際は、お客様は兄弟姉妹や友人等と一緒に内見することが安全と考え、実践される方が増えると思われます。
また、内見されるお客様が一人の女性である場合は女性従業員または複数の従業員が対応し、お客様が一人の男性である場合は男性従業員または複数の従業員が対応することが求められると思います。
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