新宿歌舞伎町でカジノ運営、不動産会社の代表等が逮捕
朝日新聞デジタルの記事から引用します。
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※リンク先の元記事が削除されたため、リンクを削除しました。
※2023年11月27日追記:名誉権の問題があるため、引用記事内における企業名、店名および容疑者の氏名を修正しました。
歌舞伎町で国内最大規模の違法カジノ運営容疑 不動産会社役員ら逮捕
山口啓太 福冨旅史 2023年6月2日 5時00分東京・歌舞伎町のビルで国内最大規模の違法ネットカジノ店を運営したとして、警視庁などは5月31日、不動産会社役員ら男4人を常習賭博の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。カジノ店の運営側の摘発は珍しいという。
同庁は、容疑者らが経営する不動産会社は、関東中心にカジノ店を複数展開するグループ「SPEED(スピード)」の拠点とみる。店の売り上げの管理や機材の調達などを担い、運営ノウハウを蓄積していたという。
捜査関係者によると、逮捕されたのは東京都新宿区の不動産会社X代表のA、役員のBの両容疑者ら4人。4人は遅くとも今年1月まで5年前後にわたり、歌舞伎町でネットカジノ店Cを運営し、客に賭博をさせるなどした疑いがある。
警視庁は1月に店を摘発し、従業員らを同容疑で逮捕。警視庁は、店が約17年間にわたり営業し、2017年以降に少なくとも数億円の利益を出したとみている。(山口啓太、福冨旅史)
~以下、略~
朝日新聞デジタル
東京都23区内において暴力団と繋がる不動産会社は、暴対法によりかなり少なくなったと思っていました。しかし、暴力団とズブズブの関係を維持し、違法行為を平然と行う不動産会社が東京都23区内でもまだ存在したようです。
不動産会社が違法カジノ、それも国内最大規模のネットカジノを運営するとは言葉もありません。別の報道(リンク先が削除されたためリンクを外しました)によると、売上げの一部が暴力団の資金源に充てられていたとみられるとのことです。また、逮捕された4人の他に13人が既に逮捕されているとのことです。
昨年福岡で発生した逮捕監禁致死事件を捜査していたところ、違法カジノの売上金に関するトラブルが関係することが判明し、今回の摘発に至ったとのことです。
賭博店の開店目的で不動産会社に店舗や事務所の紹介を依頼しても、まともな不動産会社であれば紹介を断ります。賭博という違法行為に加担することになりますし、摘発された場合の後始末が極めて大変だからです。このため、事業用ビルに違法カジノ店が入居することはかなり稀です。
しかし、今回の事件では不動産会社がカジノの胴元でした。自ら運営または管理している事業用ビルに入居して違法カジノ店を開店することは容易です。
このような輩が未だに存在することから不動産業全体の地位が貶められていると言えます。
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